防災マップアプリ「あなたのまちと首都直下地震」について

関東地域では、首都直下地震の危険性が指摘されています。このアプリでは、首都直下地震が起きた場合のあなたの町の危険性をチェックし、最寄の避難所などを検索することができます。どのような地震によってどのように被害が出そうかをシミュレーションし、正しく理解した上で地震への備えについて考えてみませんか。

操作方法について

操作方法

このアプリでは、あなたのまちで最も震度が大きくなる震源と震度、ゆれやすさ、火災危険度、建物倒壊危険度、総合危険度の5つの結果を診断表の形で表示しています。
画面上にあるボタンを押してONにすれば、各危険度のマップを地図に重ねることができます。ボタンは以下の4つがあり、数字が大きくなるにつれて危険度が増します。(なお、「ゆれやすさ」は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県で表示されますが、「火災危険度」、「建物倒壊危険度」、「総合危険度」は東京都のみの表示になります。)

  1. ゆれやすさ:表層地盤のゆれやすさを4段階の色で示します。
  2. 火災危険度:火災の発生しやすさを3段階の色で示します。
  3. 建物倒壊危険度:建物の倒壊のしやすさを3段階の色で示します。
  4. 総合危険度:火災危険度と建物倒壊危険度を足した危険度を3段階の色で示します。
震度

また、画面では想定される18の震源の中であなたのまちで最も震度が大きくなる震源を自動で選び、画面右に震度を表示しています。震度マップを地図に重ねて見たい時は、画面真ん中のボタンを押して「震度ON」にして下さい。震度OFFにすると震度情報が消せます。また、他の想定震源を見たい場合は画面左のドロップダウンリストから震源を選んで下さい。

操作方法

また、マップの画面に避難所を表示することもできます。表示する時は、半径3kmより狭いマップにし、「避難所ON」にして下さい。また、避難所のマークをクリックすると、避難所の住所を表示することもできます。

あなたのまちの危険度診断について

なお、このアプリでは地図を動かしても震度や危険度の値は入力した住所のままになっています。今の地図の中心で診断を行いたい場合は、画面左にある「マップの中心で更新」ボタンを押して下さい。
結果をFacebookのニュースフィードに投稿する場合は、下の「結果をニュースフィードに投稿する」ボタンを押して下さい。

開発メンバーについて

本アプリは科学研究費助成事業基盤研究(A)24240103「学習者の状況および知識構造に対応したシナリオ型防災教育教材の開発」(プロジェクト期間:2012年~2015年3月31日)で開発しています。メンバーは、山内祐平(東京大学大学院情報学環・准教授)、田中淳(東京大学大学院情報学環・教授)、吉川肇子(慶應義塾大学商学部・教授)、大原美保(東京大学大学院情報学環・准教授)、鈴木克明(熊本大学大学院・教授)、地引泰人(東京大学大学院情報学環・特任助教)、藤本徹(東京大学大学総合教育研究センター)、池尻良平(東京大学大学院情報学環・特任助教)の8名です。

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